![](https://devils-english.com/wp-content/uploads/2020/06/faces.jpg)
「すごい」という表現はたくさんありますが。「名詞+動詞ing」で表現する形容詞をご紹介します。心や体にまつわる名詞が使われています。
Jaw-dropping(アゴが落ちるほどスゴイ)
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28835975/picture_pc_a3c12ce4edcd24b747531d7a91365bb1.jpg)
まずは「アゴが落ちちゃう」という表現。ビジュアルを想像するとマンガのような状況ですね。
顎(jaw)が落ちる(drop)状態ですので、日本語で言う開いた口がふさがらないという、非常にびっくりしたり、あまりのことに呆れ果てたりするような感じです。
I found some jaw-dropping facts about the animal.
私はその動物について驚くべき事実を知りました。
His answer was jaw-dropping.
彼の返答には呆れました。
Breathtaking(息をのむほどスゴイ)
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28836168/picture_pc_cd70bc8118d0ca1926acfdd01809238c.jpg)
この単語は、もはや真ん中のハイフンなしのワンワードbreathtakingで使われています。
息(breath)を取り上げる(take)は、ハッと息をのむほどすごいものを見た時などに使います。
The view from the balcony was breathtaking.
バルコニーからの景色は、息をのむほど美しかった。
She was a breathtaking beauty.
She was breathtakingly beautiful.
彼女は息をのむほどの美女だった
Nail-biting(すっごいハラハラドキドキ)
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28836025/picture_pc_131565178b5429655a5f3984ac4ce905.jpg)
ハラハラする映画を観ていて、思わず無意識に爪をガシガシ…。そんな経験はありませんか?
その状況、英語でそのまま表現できるのをご存じでしょうか?
爪(nail)を噛む(bite)状況は、nail-bitingという単語で、「爪を噛んじゃうほどハラハラする」という形容詞になります。例えば、
This movie is a nail-biting suspense.
この映画はハラハラドキドキのサスペンスものです。
The final match was nail-biting.
最終戦はハラハラドキドキの連続だった。
余談ですが、「nail-biting」というワンワードの名詞で使う場合もあります。これは「爪を噛むクセ」を指します。以下のように使います。
Nail-biting is not a good habit.
爪を噛むのはよくない癖だ。
Gut-wrenching(ものスゴク胃がねじれそうな)
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28836217/picture_pc_8e7588ae3f3837232195d767ae3a8f52.jpg)
これはいかにも痛々しい表現です。心配で心配で胃がねじれるように痛む様子です。
腹(gut)をねじる(wrench)ですが、「胃」はご存じのとおりstomachですが、gutというの腹の中、つまり内臓やはらわたというような意味でお腹の中全体を指す言葉です。胃がキリキリするような感じや胸をえぐられるような表現に使います。
Searching for the missing child was a gut-wrenching experience.
行方不明のその子供を探したのは、胃がキリキリする経験だった。
Her story was gut-wrenching.
彼女の話は衝撃的なものだった。
Mind-blowing(頭ん中がぶっ飛びそうなほどスゴイ)
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28836195/picture_pc_d6ab351bd91e0584413f39c065fc4cac.jpg)
精神(mind)を吹き飛ばす(blow)ですので、精神的に強いショックを与えたり、幻覚を見るような衝撃を与える状況です。怖いですね。。。
Spending the night there was a mind-blowing experience.
そこで一晩を過ごすことはゾッとする経験だった。
The horror movie we saw was totally mind-blowing.
私たちが観たホラー映画は相当にショッキングだった。
Heart-warming(スゴク心温まる)
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28841138/picture_pc_5043b7f261088c09f385f3c186d5ca80.jpg)
この表現Heart-warmingは、もう日本でもカタカナで使うのでおなじみですね。
心(heart)を温める(warm)、何か優しいこと、思いやりに溢れたことを表します。
I received a heart-warming letter from oneof my students.
私は生徒の一人から心温まる手紙をもらった。
What he did for the community was truely heart-warming.
地域のための彼の行いは、正に心温まるものでした。
Heart-breaking(スゴク胸が痛む)
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28842304/picture_pc_dc55ec13dd9dc2762d12b84ad3e8e7e4.jpg)
続いてはHeart-warmingとは反対の表現、Heart-breakingです。こちらも日本でもおなじみですね。受け身でHeart-brokenと使うこともあります。
心(heart)を壊す(break)、つまり悲しい出来事で傷ついた心を表します。
It was a heart-breaking story.
それはとても悲しい物語だった。
What she had to go through was heart-breaking.
今まで彼女が直面したことに、胸が張り裂けそうだった。
Ear-piercing(スんゴクうるさい)
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28841033/picture_pc_3f310bac1ab0ec94b2f7d40c6f6e09a3.jpg)
耳にピアスをする・・・ではないですよ。
そのまま耳(ear)を貫く(pierce)ではありますが、やっぱり耳にピアスをするではありません。耳をつんざくほどの轟音という意味です。
We heard the sudden ear-piercing sound.
我々は耳をつんざくような轟音を聞いた。
The sound of the siren was ear-piarcing.
サイレンの音が、耳をつんざくようだった。
まとめ
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28894361/picture_pc_4239e04343b3676ff0a93497d7c8ea64.jpg)
体にまつわる名詞とその働き(-ingの形)で「スゴイ」表現する形容詞はたくさんありましたね。
Jaw-dropping(アゴが落ちるほど唖然とする)
Breathtaking(息をのむような)
Nail-biting(ハラハラドキドキの)
Gut-wrenching(胃がねじれるような)
Mind-blowing(頭の中が吹き飛ばされるような)
Heart-warming(心温まる)
Heart-breaking(胸が張り裂けるような)
Ear-piercing(耳をつんざくような)
色んな種類の単語を知ると表現が広がりますね。どこかで使ってみましょう。