無料で自宅留学!オンライン講座COURSERAとは?10のメリット
コロナで海外留学できない今、ピンチをチャンスに!
アメリカなどの海外の大学に留学したいと思っていても、留学が実現できない人が多いのではないでしょうか?
- 留学資金の不足
- 留学できる状況でない(仕事を辞められない。家を離れられない)
- 手続きが大変(大学選び?志願方法?入学手続き?visa?住居?)
- 勇気が出ない
- 新型コロナの影響
どれも理解できます。でも発想を転換すれば、このすべてをクリアできる留学の道があります。それが自宅留学です!
「自宅留学」とは、自宅にいながら海外の大学の講義をオンラインで受講すること。
このピンチを自宅留学でチャンスに変えてみてはいかが?
でも、それじゃ周りに外国人がいないし、実際の海外生活も体験できません。それじゃ意味ないじゃん!と思うかもしれません。しかし、留学できないなら、日本にいながらにして、いかに留学に近い状況を作れるか工夫するしかありません。
では、どのようなサイトで自宅留学すべきでしょうか?
Coursera体験でわかった10のメリット
自宅にいながらオンラインの授業を受けられる大学や教育機関は、世界中にたくさんあります。いろいろとチェックしてみましたが、私はその中でも、Courseraが群を抜いてポイントが高いと思いました。
実際にコースをいくつか受講してみた結果、私が感じたCourseraのメリットは以下の10の項目です。
- コースが充実
- 無料!有料でも格安!
- 受講手続きが簡潔
- プラットフォームが日本語表記
- 自分のペースで学習できる
- 事前にコースを体験できる
- コンテンツの工夫が素晴らしい
- ビザ不要、渡航不要、引越不要
- いつでも始められ、いつでも辞められる
- 学位の取得や修了証の発行が可能(有料)
①コースが充実:世界の名門校・大企業が参加
せっかく自宅留学するなら、世界の名門大学の講義を体験してみたいとは思いませんか? Courseraの提携ラインナップは、圧倒的にハイレベルです。
Courseraは、2012年にスタンフォード大学のコンピュータサイエンスの教授が始めたオンライン講義の提供サービスです。当初は、スタンフォード大学に加え、ミシガン大学、プリンストン大学、ペンシルバニア大学の計4校でのスタートでしたが、現在は以下の状況です。
- 世界51か国から大学が参加
- 200以上の大学や研究機関がコース提供
- 4,300近いコースが提供されている
なのでアメリカどころか、毎日世界中の名門校の講義を受けられるということです。これは自宅留学の最も高いメリットだと思います。
ビジネススクールも多く参加していて、MBA(経営学修士)が取れるコースもあります。こちらは当然有料ですが、キャリアアップを目指す社会人には耳よりな情報です。
また、大学のみならず、IBM、amazon、Goldman Sachs、Intelといった一流企業も、コンピューター関連やビジネス系講座を展開しています。Googleは、VRやAR、AIなど、5Gに特化したコースなどを用意しており、未来を見据えてキャリアアップを考えているエンジニアやプログラマーなどには、非常に興味深いのではないでしょうか。
異色なのは、自然史博物館やMoMA(The Museum of Modern Art)なども、それぞれ多種多様のコースを提供していること。これも大学留学の枠を超えて、興味のある分野を極めて人と差をつけたいと思っている人などには、非常に価値が高いと思います。
②無料!有料でも格安!
Courseraは多くのコースが無料です。
これ以上のメリットがあるでしょうか?
Courseraでは、もともと無料のコースはたくさんあったようですが、現在コロナの影響で、多くの無料のコースを追加で提供されています。今だからこそ、自宅留学の後押しをしてくれているようなものです。
上図の通り、無料のコースを検索してみると、10コース表示で100ページも出てきました。様々な分野を網羅しているので、きっとどなたにも興味のあるコースが見つかると思います。
有料の料金体系は、Coursera Plusという無制限サブスクリプションコースが年間¥42,870です。(2020年5月現在)
これを高いととるか安いととるかは、その人の価値観とニーズによると思います。個人的には、激安だと思います。
月割りで考えるとたったの3,580円で受講放題ですよ。
実際にアメリカ留学でもしようと思ったら、その100倍近くは普通にかかります。(経験者談)
個別でのコース購入は、それぞれのコースにより料金が違いますが、恐らく5,000円から10,000円弱がほとんどだと思います。私が申し込んだ無料コースは、修了証をもらえる有料版にアップグレードすると、5,264円必要とのことでした。
③受講手続きが簡潔ですぐ始められる
Couseraは、パソコンやスマートフォンがあれば、すぐに始められます。個人的には、パソコンの画面の方が学習には適していると思いますが、人間やろうと思えばどんな状況でも学べるはず。
スマホしかない人は、スマホ留学がんばれ!
アカウント登録や受講手続きは非常に簡単で、逆にびっくりしました。入力項目は、無料版ではとても少ないので、申し込むと決めてから受講開始まで5分もかからないです。
アカウントは任意の名前(ニックネームなど)でも開設できますが、一応本名の登録は求められます。これは、支払いが発生する場合に備えてと、修了証に氏名を記述する場合のためです。
ですので、きちんと登録さえすれば、修了証がニックネームで出てくるようなことはありません(笑)
④プラットフォームが日本語表記
Courseraは、日本でログインすると、上図のようにプラットフォームが自動的に日本語で開きます。
ですので、前述のアカウント登録やコースの履修登録が非常に簡単です。
日本語は自動翻訳のようで少々微妙ですが、学習以外の不必要なストレスを排除してくれるという意味で、価値が高いサービスだと思います。もちろん英語に設定することも可能です。
授業は、当然ながら基本的に英語です。コース提供している東京大学の授業ものぞいてみましたが、これも英語でした。(一部フランス語、ロシア語などの他言語での授業もあり)
ビデオ教材も基本的に字幕はありません。一部、字幕表示を選べるものもあるようです(順次に各国語の字幕を用意しているようです)が、連動したテキストが常に表示されているので(後で詳しく述べます)、字幕なしでいいと思います。
そもそも「留学」なんですから、そのくらいの英語シャワーは必要だと思います。
⑤自分のペースで学習できる
パソコンを開いて、Courseraのサイトにアクセスしたら授業が受けられ、閉じれば終わります。なので、進捗は自分次第ということです。
休みの日にかためて学習するもよし、毎日15分とか自分のペースと時間配分を設定するもよしです。隙間時間で学習できるというメリットがあります。
一応、コース受講のスケジュールが表示されていて、実際の受講者進捗も自動的に反映します。〇月✕日までにココの課題までやろうね…と示してくれる。なので、自分がどれだけ遅れているかも一目瞭然。
スケジュールから遅れる(遅れてもペナルティはない)と「キミちょっと遅れてるよ」とリマインドが来る設定もできるらしいです。リマインド不要ならもちろん配信停止もできます。
⑥事前にコースを体験できる
実際の留学で受講するコースは、入学して受けてみないとわかりませんが、Courseraのコースは、Introduction(紹介)などのビデオを登録前に視聴できます。なので、どのような講師がそのような内容の講義を行うのか吟味して選ぶことができます。
受けたいと思っているコースが自分のレベルに合うものか、自分が求めている内容に沿っているか、はたまた、講師の声が癇に触ったりしないか…なんかも事前にチェックできるわけです。
そして、講義をおこなっているのは、それぞれの大学の本当の教授陣です。
私がお試しで途中まで受講したエール大学の講義では、担当の教授は、講義内容は自分が大学で教えている内容とほとんど同じだと述べていました。また「キャンパス内の私の実際のオフィスで会話しているかのように、あなたに感じてもらえるようにしたい」と(私の目を見て)述べておられ、ちょっと感動しました。
⑦コンテンツの工夫が素晴らしい
選んだコースにもよるかもしれませんが、さまざまな形式の教材が用意されていて、魅力的で使いやすいと受講者が感じるような工夫が随所にみられます。
ビデオで講師が話す内容は、その通りのテキストが自動的に画面に表示され、話されている部分が自動的にハイライトされて移動していきます。もちろん、停止したり、戻ったり、進めたり自由自在に操作できるので、「聞き逃す」ということが起こりえません。
上図では、グリーンのハイライトがビデオでしゃべっているところです。ブルーが私がクリックして選んだフレーズ。こういう風にワンクリックで講義内容をクリップボードにコピペすることもできます。
私が受けたものに限りますが、テストもクリック回答式なので、非常に簡単でした。
また、私が受けているコースでは、コース内で頻出する専門用語を本当に理解できているかの確認が時々入ります。フラッシュカード形式で、用語の意味について即答を求められ、間違えた用語は、自動的に後で再度質問されます。間違いなく学習できたかをくまなくフォローしてくれるので、自分もどこを理解していないのかがわかります。これは、普通にものすごく有益な学習で、非常にポイントが高いと感じました。
こういった工夫は、コースによって違うと思いますが、総じて受講者が学びやすい環境を整えようというCoursera側の姿勢は随所に感じます。
⑧ビザ不要、渡航不要、引越不要
自宅留学なので、留学ビザの申請など、実際の留学であれば発生する煩雑な事務手続きが不要です。その時間をひたすらに学習に費やせます。
また、渡航費も住居探しも新居の家賃も不要なので、その時間とお金を自宅留学に欠けている部分の補完に使うのは、いかがでしょうか?
外国人と交流できないというデメリットがある自宅留学ですから、外国人とのonline会話ができる会話サイトなども併用するといいかもしれません。
「ぼく、ハーバード大学の学生なんです」なんて会話が弾むかもしれませんwww
⑨いつでも始められ、いつでも辞められる
前述のとおり、途中でやめてもペナルティはありません。合わないコースはやめて、別のコースに乗り換えることが容易にできます。
そういった自由さは、安心材料であり魅力でもありますが、安易にやめてしまいそうで、逆に継続するためには、ある意味のデメリットになるかもしれません。
留学中なのですから、そこは自己責任で継続できるように努力しましょう。
⑩途中から有料にアップグレードできる
Courseraでは、登録したコースを最後まで受講して認定基準に合格すると、そのコースを修了したことになります。
無料コースだとそれでおしまいですが、有料で受けていれば、修了時に修了証が発行されます。履歴書や経歴書にこういった修了証を添付できると、説得力が違います。
Courseraのよいところは、無料で始めたコースを途中から有料にアップグレードできるところです。つまり、お試しで無料コースではじめ、これなら修了まで行ける!と思えばアップグレードすればいいのです。有料で始め、それが続かないともったいないですものね。
料金はコースによって違いますが、私が試したコースでは、有料コースへのアップグレードは5264円です。履歴書や経歴書にアピールしたいと思って受講するのであれば、決して高くはない金額だと思います。
学士号(大卒)や修士号、MBAなど、きちんとした学位が取れるコース(有料)もあるので、今後、リモート学習もスタンダードになってくると、こういったスタイルが留学の一つの選択肢になるかもしれません。
まとめ
実際にCourseraを利用して「自宅留学」を体験してみて、他のサイトにはない多くのメリットがあることがわかりました。
Courseraの10のメリットを以下にまとめます。
- コースが充実
- 世界中の名門大学や企業の4000以上のコースが受講できる
- 無料!有料でも格安!
- 多くが無料、年間サブスクでも超格安
- 受講手続きが簡潔
- 5分程度で登録完了
- プラットフォームが日本語表記
- ストレスなく受講に集中できる
- 自分のペースで学習できる
- 自分のペース、時間配分、隙間時間で受講できる
- 事前にコースを体験できる
- コース選びに失敗しない
- コンテンツの工夫が素晴らしい
- 楽しく受講できる魅力的な工夫がいっぱい
- ビザ不要、渡航不要、引越不要
- 時間とお金と手間の節約
- いつでも始められ、いつでも辞められる
- 自由度が高い。その分自分に厳しくすべき
- 学位の取得や修了証の発行が可能(有料)
- キャリアアップに大きく貢献
無料ですぐに始められるので、失うものがあるとすれば、ほんの少しの時間です。
逆に得られるものは大きいと思います。自分磨きやキャリアアップ、英語力の強化にあなたも始めてみてはいかがでしょうか?
現在受講中のコースについて、具体的なリポートもアップ予定です。
お楽しみに!